オイラ的充実読書ログ。

人生を充実させるために、本を読みます。

少し固いが、「ほうほう」とうなずける。『深読み読書術 白鳥春彦 著』

 
 
お堅い文章で書かれた、意識のレベルを上げる指南書。
 
この本で一番ためになったのは、自分の琴線に触れたところだけではなく、本の主旨の文章をチェックすることが大切ということ。
それは日常生活のコミュニケーションにおいても役に立つということだ。
なぜ、その主旨になったのかの根拠、その根拠の前提になったものをおさえることが、読書で重要なこと。
それがないと、ただの思い付きでも物事が書けてしまう。
例えば、「世界は柿の種で出来ている」ということの根拠とは。
 
 
速読は役に立たない、ということだ。
最初から読んで、どうしてその意見に至ったのかを理解することが、自分を豊かにする。また、たくさんの本を読むことで、結果的に速読に近いようなことができるようになる。語彙も増えるし、どんなときにその語句が使われているかでその使い方を学べる。それが、自分の表現の幅を広げたりもする。
 
「やばい」という言葉でたくさんのことが表現できるが、これは曖昧な言葉で、言葉としての価値は低い。
事柄の結びつけ方に関しても、本をたくさん読むことで、結びつけ方を学べる。
行間を読むこと、つまり相手が何を言いたいのかを考えることは、実生活にも役に立つ。
表現の裏側の驚きや感情を想像すること。
 
 
そして、深い読書には、想像することが大切だ。
日常生活にいちいちまじめに取り組むことがそれを養う。
茶碗洗い、段ボールのガムテープを貼ること、息を吸うことすらまじめに取り組むのはどうだろうか? 
 
 
"弱気や怠惰は敗北につながる"
 
と本の中で書かれている言葉も人を叱咤激励する、パワーワードだ。
思い当たるフシがめちゃくちゃある。
 
ブログ更新がめんどうだな、と思っても重い腰を上げることで書いていると意外な快感が漲ってきたりもするのだ。
 
少し書いていることが散らかってしまったが、この本自体も『たくさんのきれいな石が散らかったような本』でした。