オイラ的充実読書ログ。

人生を充実させるために、本を読みます。

筒井康隆の小説感想24冊目『家族八景』

精神感応能力がある主人公七瀬が、その能力を隠しながら家政婦として様々な家を転々として、その家族を内面から見る話。

たいてい自己中心的な欲が強い登場人物ばかりが出てくる。ここまで表裏が離れているやつばかりではないはずだ、と思うが、オイラ以外の人間は実はそうだったのだとしたら、オイラは大きくガンジーとかマザー・テレサ側の人間なのではないだろうか。そして、精神感応能力を持って生きてきた七瀬ならではの、人に対しての解釈も面白い。

 

若くて美しい七瀬の他人に入ることでの危うさにハラハラする。

か弱い人間目線の危うきドキドキを体感したいときにオススメ。